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シタン先生的、小泉政権総括~郵政民営化を中心に~(その2)

こんばんは、シタン先生です。


今回は予告通り、小泉首相について総括してみようと思います。
「のいちごくっきー」さんのコメントを土台に論を進めていきます。

管理人の力量不足から、また郵政民営化の議論が中心になってしまいました…orz

非常に難しい問題ですが、なるべく分かりやすいようにします!!
今回は、私見のみを展開しています。


ですが、私自身が分かっていない点が多々あると思われるので、皆様のご指摘をお待ちしておりますm(_ _)m


では、いってみましょう。

>私は社会学や心理学を勉強していると、どうしてもゲーム理論や合理的選択理論的な発想ばかりするのですが、小泉首相は一体、何のために郵政民営化をしたのか、疑問が残ります。

>シタン先生も書かれましたが、アメリカの意向というのが一番大きいのでしょうか? 小泉首相としては、アメリカに逆らうことは大損を招くというのに加え、それを最重要イッシューとすれば、野党の批判もごまかして選挙に勝てるという戦略として、最初から最後まで綺麗に計算をしていたのでしょうか? それにしても、他にやりたいこともなさそうで、すぐに退陣して、その後の政治への影響を自分で否定する発言もするなど奇妙な点が多いです。

 前提として、私も「のいちごくっきー」さんと同じく、基本的に「政策は、ある問題(政治的イシュー)を解決するためになされるより『合理的』な方策」だと考えています。政策決定者の考え方によって「何が合理的か」という問題は当然に変わります。また、そもそも何を政治的イシューにするかも人それぞれです
 そして、一つの政策をすることによって、より多くの問題を解決できるのが、実行すべき政策になると思うのです。
 また、一つの政策をすると言うことは、多くの場合、当然に新たな問題を生み出します。要は、「解決すべき問題と新たに発生する問題」とを時代の文脈に照らし合わせながら取捨選択する事だと思うのです。

 その考え方を突き詰めていくと、小泉首相もまた「日本が良い国になること」を求めているのです(そうでなきゃ、困ります)。

 従って、基本的には、政治家も意図するしないは別にして「ゲーム理論や合理的選択理論的な発想」をしているとは思います。ただし、政治を行うのはあくまで個「人」である政治家であることから、そこには感情などに由来するさまざまな「歪み」(完全な合理性と比較した場合)が生じます。例えば、個人的な「恨み」であったり、それこそ特定業界・省庁への「選好」というのも、個人的な感情に由来する「歪み」の一種ではないかと思うのです。

※本稿では「歪み」と言いましたが、例えば「今、苦しいこの業界に対しては、税金の徴収を見合わせよう」といった「加減」「思いやり」というポジティブな一面もあるので、一概に感情が入ることを否定するわけではありません。また、その「合理的」であると認識することすら一種の感情とも言えるので…(そう言ってしまったらきりがないのですが 苦笑)

 それにしても、今回のご指摘は、一介の学生の手に負える範囲にはないような難しい質問です(汗)

 ご参考までに、このような「政策形成の過程」というのは、政治学でも一つのテーマとなっています。「政策決定者(政治家・官僚)はどういうメカニズムから政策を作っていくか」ということです。私も一度は勉強してみたのですが、あまり理解できませんでした(恥)。参考文献を紹介することはできるのですが、やはり専門的な用語が多い分、読むのは非常に難しいと言わざるを得ません。もしかしたら『政策形成の過程』というその参考文献をレビューすることがあるかもしれませんので、その時に詳しく説明します。


 個人的には「らいなす」君あたりから説明があるとうれしいんですが(笑)


 以上のような観点から、小泉首相が主に行ってきたことについての私見を改めて述べさせて頂きます。

1.郵政民営化
 まず、小泉首相がご自分で主張された郵政民営化の意義ですが、「改革の総本山」という発想です。つまり、小泉首相は「国を良くするため(ここでは、行政の腐敗を正し・財政を再建するためという意<シタン先生の解釈>)に行財政改革があり、その大元が郵貯をはじめとする郵政民営化なのだ」といって、郵政民営化を行ったのだと思います。これについては、先日の記事でも指摘しましたが、郵政民営化がその役割を果たしたのかは現段階では、私自身の不勉強もあり今ひとつ答えを出せずにいます。ですが、単純に考えて国の権限を民間にはき出すという行為自体は「新自由主義者」と判断してもいいかなぁと思います。

 今回の郵政民営化をつうじて対抗勢力は駆逐できました。やはり、旧田中派の流れを汲む対抗勢力を駆逐するという意味でも、郵政民営化は行われたと考えます。郵政解散の際、森元首相と一芝居打ち、綿密に刺客候補を立ててぶつけるあたり、これも目的の一つと考えるのが打倒ではないでしょうか。もちろん、これがメインの目的ではないと思います。相手勢力を潰すことが任期中の最大の目標とはどうにも考えにくいので。そして、小泉首相のこの行動は、「利益政治・派閥の否定」だと考えるのです。そして、その背景には「支持率」が、政治における大きな力として、認識されたと言うことがあるような気がします。

 アメリカとの関係ですが、肯定的な見方をした場合、中国・韓国の経済発展という経済的問題や北朝鮮問題などの安全保障上の問題において、国際的孤立を避けるために、アメリカとの関係を深めることが必要だった(アメリカとの関係を深めるメリット)と解釈することも出来ます。現実的な見方をすると、地域大国となりつつある中国との関係改善を図るコストとメリットよりも、アメリカとの関係を深めるコストとメリットの方を小泉首相は選んだのでしょう。アメリカとの関係を深めるコストとして、金融の自由化を行ったのでしょう。結果的にはこれを「親米主義者」と言えるかもしれません。

 そして、確かに郵政民営化法案を通過させた後は、靖国参拝以外目立ったことはなかったように思います。首相職は辛いと言うところに、案外に真実が隠されているかもしれません。確か、大平さんや村山さんも権力に対してさしたる執着がなかったと、勉強したことがあります。大平さんは「病気」と言う要因もあった気がしますが。

※この説明をすると、「歪み」の説明が何だか成立しませんね…orz
 
 
>あと、靖国神社への参拝もよくわかりません。抵抗勢力の排除というのは単なるポーズで、参拝賛成派との癒着を保ちたかったのでしょうか? 本当に抵抗勢力を排除するなら、そんな他人に参拝しろなどと言われて承諾するはずもないし、行かなければマスコミが靖国問題のイッシューを排除してくれるだろうから、行かないほうが得なのではと思うんですが、彼はなぜ、靖国参拝にこだわったんでしょうか?

2.靖国参拝
 この問題に関しては、自分自身色々悩んでいるところがありまして…現時点ではなかなか考えがまとまりません。これはあくまでも個人的見解ですが、「より感情の問題が深く関わる」ものだと思うからです。全てがメリットとデメリットという利益衡量だけでだけで行動できるのかなと。なかなか分析が難しいなぁと考えています。


>結局、小泉首相は何がしたいのか、という行動の根本原理そのものが私にとって意味不明でした。
安倍氏が言っていることは「本音はこういうことだな」ということは読めるんですが、小泉首相は退陣後どこに行ってしまうんでしょうか? 気になります。

 結論としては、私は小泉首相の行動の根本原理(あくまでも郵政民営化を中心に)を便宜的に以下のようにまとめます。
1.「新自由主義者」
2.「親米主義者」
3.「利益政治・派閥の否定」


 はぁ、うまく説明できませんね(涙)私はまだまだ勉強不足です(汗)これからも、勉強していくのでなにか考えがまとまった時は、記事にしようと思います(^^


ぼちぼち、小泉首相に関する本も出ているので、読んでいきたいですね~。


今回も読んで下さりありがとうございました☆それでは♪


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ジャンル : 政治・経済

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こんにちは。

まさか私のコメントをもとにこんなことを書いていただけるとは思っていませんでした。

いや・・・私はマスコミが言っていることがどうも信用ならなかっただけで、「本当に小泉首相に改革の信念なるものがあるのかな?」と思って、別の解釈は無いのかと考えていただけです。たしかに、派閥の排除によって日本の政治は変わった点もあるのですが、それで日本の政治が本当によくなっているのかなというと微妙です。安倍政権でも抵抗勢力の排除に成功するか疑問ですし・・・

確かに、政治過程は分かりにくいですね。専門書はとっつきにくいし、時事問題もカバーしている本は中々ありません。社会心理学や数理社会学、計量社会学だと政治行動の分析がありますが、時事問題の理解に使えるものが少なかったり、数学が難しかったりして私には理解できないことが多いです(汗)

のいちごくっきーさん、お疲れ様です☆


>まさか私のコメントをもとにこんなことを書いていただけるとは思っていませんでした。

すみません、考えながら書いているうちにまとまりのないものになってしまいましたm(_ _)m
のいちごくっきーさんの問いにも答えられていない気がしますし…。


>いや・・・私はマスコミが言っていることがどうも信用ならなかっただけで、「本当に小泉首相に改革の信念なるものがあるのかな?」と思って、別の解釈は無いのかと考えていただけです。

私は、小泉首相に「改革の信念」はあると思います。ただし、その内実は「田中派を潰し、大蔵省とアメリカの意に沿うこと」かもしれませんが。「改革の信念」と一言に言ってもその内実はいろいろかと。また、結果から言うと、その内実がどうあれ、「改革の信念」なきものに郵政解散なんて出来ないと思います。

結局そこに行き着くのに、あんな小難しい記事書くなよと自己ツッコミ(苦笑)


>たしかに、派閥の排除によって日本の政治は変わった点もあるのですが、それで日本の政治が本当によくなっているのかなというと微妙です。安倍政権でも抵抗勢力の排除に成功するか疑問ですし・・・

何を以て良くなるかというのも人それぞれでしょう。ですが、例えば、「政治においては、民意がより反映されるようにすべき」という立場からすれば、派閥の排除というのは、日本の政治を良くしたとも言えるのではないでしょうか。無論、この考え方は衆愚政治とのそしりを受けかねないわけですが。


>確かに、政治過程は分かりにくいですね。専門書はとっつきにくいし、時事問題もカバーしている本は中々ありません。社会心理学や数理社会学、計量社会学だと政治行動の分析がありますが、時事問題の理解に使えるものが少なかったり、数学が難しかったりして私には理解できないことが多いです(汗)

何とか、分かりやすく伝えられないかとは思うのですが、私自身よく分からないので現時点ではどうにも…(^^;


ではでは、コメントありがとうございましたノシ
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