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『日本のインテリジェンス機関』レビュー

こんにちは、シタン先生です。


最近、寒いですね。風邪などひいていませんか??僕は、手洗い・うがいをまめにするように心掛けてます。

けど、この時期の人混みっていやですね~。風邪をうつされそうで…。でも、僕のお気に入りの本屋は人がいっぱい…あぁ、「一日、本屋貸し切り」とかできないかなぁ(苦笑)

今回はリクエスト通り、大森義夫さんの『日本のインテリジェンス機関』を簡単にレビューします。

では、いってみましょう。


大森義夫『日本のインテリジェンス機関』文春新書、2005年。

<本文の紹介>
元内調室長である筆者の経験を交えた、(日本の)インテリジェンス概説及び政策提言。

<本書の構成>
第1章 インテリジェンスの前庭で
第2章 内閣情報調査室の仕事
第3章 総理報告
第4章 インテリジェンスの手法
第5章 日本人の情報観
第6章 北朝鮮ミサイルと日の丸衛星
第7章 「対外情報庁」構想
第8章 インテリジェンスの裏庭で

<本文の要約>
・インテリジェンスは人権侵害を伴う「毒」である。それを使いこなすためには、専門技能とともに「毒」を解毒する社会的装置を備えなければならない。
・インテリジェンスは、「新聞のスクラップ」など少なからず地味な仕事である(→「オシント」)。
・日本だけテロと無縁とはいられない。それを防止する手段としては、一方で危険性も存するものの「行政的通信傍受」が有効であろう。
・日本はインテリジェンスの分野では遅れている(制度的要員・「国民性」?)
・対北朝鮮として有効な手段が情報衛星の存在である。そのモチーフとして米国から、相対的かつ極力の独立した能力を備えるべきである。
・「対外情報庁」を設置すべきである。その際、有能な若手を採用する必要がある。

<本文の特長>
 最大の特長としては、インテリジェンスを「毒」として一定の留保をつけ、それでもなおかつ必要であるという事を読者に伝えている。また、「現場」に務めた者として、その事例が読者に鮮明に伝わる。全体を通じて、佐藤優氏のインテリジェンスに関する著作と比しても、また別の観点からの「インテリジェンス」論が或る程度説得的に展開されているのではないか。

<物足りないところ>
 あくまでも本書は「べき」論であることから、この批判は若干外在的かもしれないが、日本の「インテリジェンス」の今後に関して「日米安保」という観点からの考察が少ないような印象を受けた。また、日本のインテリジェンスの歴史に関して、「満鉄調査部」や「明石機関」などの存在があったという事実を、等閑視しているように思われる。

<総合的評価>
 インテリジェンスに関心がある人は一読してよいと思うが、佐藤優氏の著作と比した場合は若干読みにくく、固い内容であるように思われる。新書の枠組みの中では、比較的硬質な「インテリジェンス論」といったところだろうか。

今回のレビューはこれで終わりです。門外漢故に、批判点などに拙い点があるかとは思いますが、その点は何卒ご海容下さい。


これは私事ですが、昨日何とか論文構想発表が終わりました。構想としてはOKを貰ったのですが、実際に書いてみるまで分からない「ブラックボックス」的な部分があり、その意味では若干の不安もあります。でも、頑張るぞ!!

あぁ!!!でも、就活が…(涙)


今回も読んで下さりありがとうございました。


ではではノシ


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日本のインテリジェンス機関 (文春新書)
大森 義夫
文藝春秋 (2005/09/20)
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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レビューさんきゅ!

「インテリジェンス」は「情報」って意味の方だったのね・・・。てっきり、「知性」の方かと思って、「○○研究所」「■■総研」とについて書かれた本かと勘違いしておりました、すません(笑)

しかし、このレビュー見るかぎり、しっかり読んでますね!読書の量も質も両立してるところは、見習わねばと思いました!

ひれさん、コメントありがとうございました!

>「インテリジェンス」は「情報」って意味の方だったのね・・・。てっきり、「知性」の方かと思って、「○○研究所」「■■総研」とについて書かれた本かと勘違いしておりました、すません(笑)

あらら(笑)ただ、確かに目的は違えど、その仕事内容は案外に似ているのかも。

>しかし、このレビュー見るかぎり、しっかり読んでますね!読書の量も質も両立してるところは、見習わねばと思いました!

レビューするときは、もう一度ざっと見直した上で、中心的なテーゼを極力一言で表現するように心掛けています。まぁ、本書については、この程度ですから、営業妨害にはならないでしょう(笑)

ではでは、コメントありがとうございましたノシ
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